藤井聡太四段28連勝。歴代トップタイ

6月21日(水)に行われた王将戦一次予選、澤田真吾六段-藤井聡太四段戦は99手で藤井聡太四段が勝ちました。藤井聡太四段はこれでデビュー後負けなしの28連勝を達成し、神谷広志八段が昭和62年8月17日に成し遂げた歴代連勝記録の一位に並びました。棋士のコメントは下記の通りです。

◆佐藤康光日本将棋連盟会長・九段
14歳という若さでこの偉大な記録に並ばれましたことに敬意を表します。次局も大変な注目が集まるかと思いますが、全力を出し切ってもらいたいと願います。
◆羽生善治三冠
神谷八段の偉大な記録に並ぶとは驚嘆の一語に尽きます。
◆谷川浩司九段
普通の棋士ではなかなか経験できない貴重な半年間を、大きな財産として、将来に生かしてほしいと思います。
扇子の言葉の通り、大きな志を持って時代を築ける棋士を目指してください。
◆神谷広志八段
こういう日が来るかもしれないと考えていましたが、まさかデビューから無敗で並ぶ人がいるとは夢にも思いませんでした。将来のスーパースターと一瞬でも肩を並べることができてとても光栄です。

次の対局は、6月26日(月)竜王戦トーナメントの増田康宏四段戦となり、藤井四段がこの対局に勝つと29連勝で、歴代連勝記録の単独トップとなります。

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