「大山康晴十五世名人生誕100周年記念第77回全日本アマチュア将棋名人戦」全国大会【開催報告】

大山康晴十五世名人の生誕100周年を迎える本年、第77回を数える全日本アマチュア名人戦が9月2日(土)~3日(日)の2日間に渡り岡山県倉敷市「倉敷市芸文館」で開催されました。

 
写真左:大会会場「倉敷市芸文館」
写真右:併設施設「大山名人記念館」

【前夜祭】

本大会では第73回大会以来の前夜祭が倉敷国際ホテル「桜花の間」にて催されました。

 
写真左:倉敷市長 伊東香織さまによる歓迎の言葉
写真右:日本将棋連盟 井上慶太常務理事より挨拶

 
写真左:共同通信社 渡部道雄さまのスピーチ
写真右:倉敷市議会議長 中島光浩さまによる乾杯の音頭

 
写真左:予選リーグの組分け発表
写真右:予選リーグ表を見る選手達

出場選手を代表し、5名の選手が壇上にて大会への意気込みを語りました。

 
写真左:倉敷市在住:高山正樹さん(岡山)
写真右:大会最年長・辺見寿満さん(福島)

 
写真左:大会最年少・森寛仁さん(福岡)
写真右:大会最多出場・伊ケ崎博さん(長崎)

 
写真左:前年度優勝・横山大樹さん(北海道)
写真右:谷川浩司十七世名人のスピーチで前夜祭は締め括られました。

【大会1日目】

 
写真左:谷川浩司十七世名人の号令により、予選1回戦が開始しました
写真右:熱戦に視線を向ける伊東倉敷市長と谷川十七世名人

62名の選手は16組のリーグに分かれ、2勝通過・2敗失格の予選を戦ったのち決勝トーナメントで優勝を競いました。

 
写真左:会場入り口前には大山十五世名人等身大パネルや、大山名人が実際に着用して戦った和服の展示などが行われました。
写真右:谷川十七世名人・井上九段も大山十五世名人パネルと並んで写真撮影


決勝戦会場「藤花荘」玄関

 
写真左・右:大会1日目と並行して藤花荘の公開が行われました。

【大会2日目】

 
写真左:大会2日目はベスト16以降の対局が行われました。
写真右:立石径さん(兵庫)VS石井豊さん(東京)の対局を見守る谷川十七世名人

 
写真左:準決勝① 関矢寛之さん(東京)VS狩野周さん(大阪)
写真右:準決勝② 荒木優太郎さん(富山)VS横山大樹さん(前アマ名人)

準決勝の結果、決勝戦進出者は狩野周さん(大阪)と横山大樹さん(前アマ名人)となりました。

【決勝戦】


決勝戦は審判長の谷川十七世名人、伊東市長、井上九段立ち会いのもと執り行われました。


倉敷市芸文館1階「アイシアター」では谷川十七世名人と井上九段による大盤解説会が行われました。

大盤解説の様子は日本将棋連盟公式YouTubeにてご覧いただけます。
視聴はこちらから→ https://youtube.com/live/NHjQpCcaX8k?feature=share

結果は横山大樹さんが勝利し、大会史上初の三連覇と歴代最多タイとなる4度目の優勝を果たしました。

【表彰式】

入賞者にはカップや賞状、メダルの他、駒や大皿、倉敷市特産のマスカットなど豪華な副賞が授与されました。


上列:左より
谷川十七世名人、倉敷市長 伊東香織さま、井上慶太常務理事、共同通信社渡部道雄さま
下段:左より
第三位・関矢寛之さん(東京)、準優勝・狩野周さん(大阪)、横山大樹さん(北海道)、荒木優太郎さん(富山)

優勝した横山大樹アマ名人は藤井聡太名人との角落ち記念対局に臨みます。

主催
日本将棋連盟・倉敷市・倉敷市文化振興財団
共催
倉敷市教育委員会
協賛
共同通信社
主管
岡山県支部連合会

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