第6回日中友好杏林堂杯青少年将棋大会が2023年7月29日(土)、30日(日)両日、中国上海市のウイーンインターナショナルホテルにて行われました。
7月28日には前夜祭が行われ、来賓、選手、父兄、大会関係者等200名余りが参加しました。開幕の辞に続いて、上海の許建東氏、北京の李民生氏、青野照市九段、在上海日本国総領事館米田麻衣広報文化部長等が祝辞を述べられました。また会場前方スクリーンを使い羽生善治会長の祝辞ビデオメッセージが披露されました。
大会には北京・上海・広州・寧夏銀川等中国各地から114名の選手が参加しました(中国在住の日本人選手10名を含む)。対局は年齢別に3クラスに分かれ、各選手が5局指しました。ルールは総平手、先後は振駒、持ち時間は各20分、使い切ったら30秒の秒読み。各クラス1位から3位までの成績優秀者には賞状、トロフィー、4位から8位までの選手にはメダルが授与されました。
青野照市九段、所司和晴七段の評価によると参加者も多くなり棋力は着実に向上しているとのことでした。
また表彰式において日本将棋連盟より許建東氏に六段、李民生氏に四段の免状が授与されました。お二人は三十年もの長年にわたり中国における将棋の普及に貢献されてきており、その労をねぎらうことができました。
今大会は在上海日本国総領事館の後援を頂きました。また上海許建東将棋俱楽部、日本将棋連盟上海支部、信男教育学園をはじめとする現地関係者のご尽力により、参加者数は前回第5回の倍以上となり、盛会となりました。
協賛頂いた株式会社杏林堂薬局の皆様、関係者の皆様に深く御礼申し上げます。
- 主催
- 上海許建東将棋俱楽部、日本将棋連盟上海支部
- 共催
- 公益社団法人 日本将棋連盟
- 後援
- 在上海日本国総領事館
- 協賛
- 株式会社 杏林堂薬局
- 協力
- 将棋を世界に広める会(ISPS)、信男教育学園
写真左:開会あいさつ 上海支部長・許建東将棋クラブ理事長 許建東氏
写真右:開会あいさつ 日本将棋連盟北京支部長 李民生氏
日本将棋連会長・羽生善治九段から開会メッセージビデオ
日本将棋連盟役員代行として出席した青野照市九段
写真左:青野九段による大盤解説
写真右:青野九段による指導対局
写真左:所司和晴七段による指導対局
写真右:将棋を世界に広める会役員の方にも協力いただきました
大盤解説を観戦する大会参加者
写真左:青野九段より許建東さんに六段免状を授与
写真右:青野九段より李民生さんに四段免状授与