将棋日本シリーズ東京大会の模様

「将棋日本シリーズ JTプロ公式戦/テーブルマークこども大会」は10月23日、東京都江東区「ビッグサイト」で開催されました。

☆テーブルマークこども大会

6月の東北大会でスタートした2016年度の「第16回テーブルマークこども大会」は、福岡大会、静岡大会、北海道大会、信越・北陸大会、四国大会、中国大会、東海大会、大阪大会を経てきました。東京大会は低学年部門(未就学児~3年生)1,275人、高学年部門(4~6年生)1,326人の合計2,601人が参加しました。
なお、4月に発生した熊本地震の影響で開催を見送っていた熊本大会は、その代わりに11月27日に「熊本応援大会」を開催する予定です。
東京大会の模様は次のとおりです。


主催者あいさつ(谷川浩司・日本将棋連盟会長)


協賛者あいさつ(川股篤博・テーブルマークホールディングス株式会社代表取締役社長)


審判長の木村一基八段からルール説明


対局開始!

 
「こどもたちの夢を絵馬にのせて"ドリームロード"」完成セレモニー


ドリームロードの内部


「低学年部門」の決勝戦
大盤解説は木村八段、聞き手は鈴木環那女流二段、読み上げは安食総子女流初段が務めました。


局後の感想戦


「高学年部門」の決勝戦


局後の感想戦

表彰式

 
谷川会長から優勝賞状の授与。低学年部門は遠田直季君(小学3年)、高学年部門は尾辻弾君(小学6年)が優勝

 
川股社長から副賞の授与

また、舞台上ではさまざまな催しが行われました。


木村八段の詰将棋クイズ


「将棋ってすごい!」コーナーでは、木村八段による目隠し将棋が行われました。


安次嶺隆幸・私立暁星小学校教諭(日本将棋連盟学校教育アドバイザー)による特別講演「将棋の教育的効用」

☆JTプロ公式戦

テーブルマークこども大会に引き続き行われた「第37回JTプロ公式戦」決勝戦は、ともに本棋戦初優勝を目指す、佐藤天彦名人と豊島将之七段により公開で行われ、豊島七段が96手で逆転優勝しました。豊島七段の棋戦優勝は初めて。


佐藤名人が「純」、豊島七段が「初心」と揮毫した色紙。お楽しみ抽選会でプレゼントされました。


決勝戦

 
写真左:佐藤名人
写真右:豊島七段


同時進行で大盤解説が行われました。

表彰式


優勝した豊島七段に谷川会長から賞状が授与されました。


小泉光臣・JT代表取締役社長から500万円の賞金目録パネル贈呈


純銀のJT杯の贈呈


副賞の「テーブルマーク 魚沼産こしひかり 1年分」贈呈


豊島JT杯覇者のコメント「今日の将棋は、途中で予想にない手を指されてうまく対応できなかったのですが、あきらめずに指したのが良かったようです。棋士になって十年目で、なかなか結果が出なかったのですが、応援してくださる方がいらっしゃったので頑張れました。この優勝は自信になります」


豊島JT杯覇者による来場者のお見送り


木村八段、鈴木女流二段、安食女流初段との記念撮影

 
女流棋士、奨励会員による指導対局


テーブルマークの冷凍食品「メロンパン」の試食会。同様に冷凍食品「国産若鶏の塩から揚げ」の試食会も行われました。

<主催>日本将棋連盟
<後援>文部科学省、東京都、東京都教育委員会
<協力>Z会
<協賛>JT、 テーブルマーク

関連イベント

2023年11月02日

第1回達人戦立川立飛杯本戦イベント ~ぐるぐる将棋~ 参加者募集

2023年11月02日

関西将棋会館道場「冬休み初心者将棋教室開講のお知らせ」

2023年11月01日

霧島酒造杯第45期女流王将戦 西山朋佳女流王将就位式及び祝賀会のお知らせ

2023年10月31日

将棋ひろば @ 東京競馬場 イベント開催報告

一覧へ