第23回全国シニア将棋名人戦の東西決戦が平成28年5月4日（水・祝）に東京都千代田区「都市センターホテル」で行われた。
4月に開催された東・西各地区大会を勝ち抜いた伏見浩さん（静岡県・静岡支部）と巽映治さん（大阪府・泉州藤棋会支部）との2名による頂上決戦（持ち時間各60分、切れたら一手40秒未満）は112手にて後手の伏見浩さんが勝利し、見事「シニア名人」の称号を獲得した。尚、この将棋の棋譜は将棋連盟支部会員向けの機関紙「支部ニュース67号」（６月末発行）に掲載される。
先手となった巽さん（左）は三間飛車を採用した。
感想戦を中川大輔八段（日本将棋連盟常務理事）が見守る。
第23代シニア名人となった伏見浩さん
優勢な将棋だっただけに残念、巽映治さん
優勝の伏見浩さん（中央）には厚生労働大臣杯と厚生労働大臣賞状が送られた。