第3回将棋電王戦第2局、やねうら王の勝利!

第3回将棋電王戦(主催・株式会社ドワンゴ、公益社団法人日本将棋連盟)五番勝負の第2局は、3月22日(土)、東京都墨田区「両国国技館」で行われ、コンピュータソフト「やねうら王」(開発者:磯崎元洋、岩本慎/将棋電王トーナメント第4位)が佐藤紳哉六段に95手で勝ちました。第3局は3月29日(土)に豊島将之七段と「YSS」(開発者:山下宏)/将棋電王トーナメント第3位)があべのハルカス(大阪府阿倍野区)で対局します。

佐藤紳哉六段
「残念な結果になってしまいました。今回の対局は応援してくれる人が多く、期待に応えられず残念です。プロ棋士が弱いというより、私が弱いという将棋になってしまい心残りです。でも将棋には全力で臨めたので結果は仕方ありません。」

「やねうら王 」開発者の磯崎元洋氏
「まだ勝ったと言う実感はなく、無事に終わったという安堵の気持ちで一杯です。佐藤紳哉六段が正面から堂々と戦ってくれた事に感謝しています。」

片上大輔日本将棋連盟理事
「第2局の将棋に関しては、第1局に続いて非常にいい将棋で見応えがありました。棋士が2連敗してしまいましたが、3局目以降も全力を出し切って戦ってもらいたいものです。」

豊島将之七段
「電王戦には自分の力が上がればと思って立候補しました。実際この数ヶ月間、自分の将棋がいい方向に変わってきていると感じています。たくさんの人に応援してもらっているので、勝負にこだわって指したいと思います。」


両国国技館での対局の様子


写真左:豊島将之七段と藤田綾女流初段
写真右:協賛企業の株式会社ローソン提供のおやつ、佐藤紳哉六段が選んだ「きなこ おはぎ」と「おはぎ」を食べる塚田泰明九段と藤田綾女流初段。


写真左:報道控え室の様子
写真右:立会いを務めた有野芳人七段。


記者会見の様子

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