今年で第26回を迎える「アマチュア竜王戦」(主催:読売新聞社 日本将棋連盟)が6月22日(土)・23日(日)に東京都港区「チサンホテル浜松町」にて開催されました。
全国の地区予選を勝ち抜いた54名の代表選手に、前アマ竜王・海外招待選手を加えた56名の選手たちが「アマチュア竜王位」の座を目指し熱戦を繰り広げました。
大会の模様と結果は下記をご覧ください。
大会の模様
大会前夜祭では主催者からの挨拶がありました。
日本将棋連盟会長・谷川浩司九段
読売新聞社東京本社・福士千恵子文化部長
今回の海外招待選手・カロリーナ・ステチェンスカさん(ポーランド)は浴衣姿で日本語で挨拶しました。
写真左:大会の模様
写真右:ステチェンスカさんの対局を見守る島朗・将棋連盟常務理事
写真左:本大会最年少選手、山口県代表の大中哲哉選手(14歳)
写真右:本大会最年長選手、島根代表の柳浦正明選手(65歳・右)
第5回国際将棋フォーラム第4位、また女流公式棋戦で女流プロを2人破っているステチェンスカさんは本大会初の女性選手でもある。
ステチェンスカさんの2局目は田村幸一さん(広島)との対戦。残念ながら予選2敗で敗退となった。感想戦を見守るのは片上大輔六段。
準決勝1:林泰佑(三重・左)VS中川慧梧(京都・右)。結果は中川さんの勝ち。
準決勝2:早咲誠和(大分・左)VS伊ヶ崎博(長崎・右)。結果は伊ヶ崎さんの勝ち。
3位決定戦:林泰佑VS早咲誠和
写真左:第3位となった林泰佑さん
写真右:第4位となった早咲誠和さん
決勝戦:伊ヶ崎博(長崎)VS中川慧梧(京都)。大会審判長・渡辺明竜王が感想戦を見守る。
初優勝となった伊ヶ崎さん。本大会15年連続出場だが全国タイトル獲得は初めて。伊ヶ崎さんにはアマ七段免状が贈られる。「言葉にならないほど嬉しい」と局後に喜びを語った。
左から3位・林泰佑さん、優勝・伊ヶ崎博さん、準優勝・中川慧梧さん、渡辺明竜王。決勝を戦った2人は、今秋行われる第27期竜王戦の予選6組に出場する。