第38期棋王戦五番勝負第2局レポート

郷田真隆棋王に渡辺明竜王が挑戦する、第38期棋王戦五番勝負の第2局が、郷田棋王の先勝を受けて、2月23日(土)に石川県金沢市の「北國新聞会館」で行なわれました。
 対局は、先手の渡辺竜王が難解な終盤を制し、対戦成績を1勝1敗の五分に戻しました。
 本局の立会いは、地元石川県出身の橋本崇載八段がつとめ、大盤解説会での解説は山崎隆之七段、聞き手は地元出身の甲斐智美女流四段、記録係は香川愛生女流初段が担当しました。
解説会には約200人の将棋ファンが詰めかけ熱戦を堪能されました。
 また、翌日は同所で開催された第17回北陸ジュニア棋王戦が開催され、対局者を含めた棋士が顔を出し、握手会や指導対局を行いました。
以下に写真を掲載しますので、ご覧ください。


対局検分での1コマ


記念の揮毫をする郷田棋王


同じく渡辺竜王


前夜祭で挨拶する主催の北國新聞社 砂塚隆広取締役営業本部長


抽選会で当選者に色紙を手渡す郷田棋王


壇上で挨拶する渡辺竜王


明日の戦形予想をする、左から甲斐女流四段、橋本八段、山崎七段


一枚一枚念じるように駒を並べる両雄


初手を着手する渡辺竜王


記録は香川女流初段。男性のタイトル戦で女流棋士が記録をとるのは初めて。首をかしげる山崎七段を思わず見つめる。


北國新聞会館の玄関前。寒波の影響で雪が積もっている。


控室での検討風景。ふたりの顔色のコントラストがおもしろい


北國新聞会館20階では大盤解説会が始まった。あいにくの悪天候にもかかわらず、約200人のファンが集まった。


東和男日本将棋連盟常務理事も解説会に登場


終局直後の対局室の様子


解説会場で簡単な感想戦を行なった


翌日の北陸ジュニア棋王戦で初めて行なわれた握手会。参加選手全員が次々と3人の前を通り過ぎて行く。


こども達の対局を見つめる両対局者。その眼差しはやさしい。

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