将棋日本シリーズ東京大会レポート

将棋日本シリーズ JTプロ公式戦/テーブルマークこども大会 東京大会は11月18日(日)、東京都江東区の東京ビッグサイトで行われ、総来場者数9,812名という多くの親子連れで賑い、将棋を楽しみました。2012年度のJT将棋日本シリーズを締めくくる最終戦。本大会は「テーブルマークこども大会」と「JTプロ公式戦」が同時に開催されました。

今回は「同時に1カ所で行われた将棋の対局数ナンバーワン」として"将棋界初"となる「ギネス世界記録」に挑戦し、対局数が1574局になり、ギネス世界記録に認定されました。※ギネスに関してはこちら

「こども大会」の参加者は前年度を上回る3,196人(低学年:1,407人、 高学年:1,789人)。決勝戦は大勢の観客を前に畳のステージで袴を着て対局。低学年の部では新田康輔くん(横浜市立牛久保小学校2年)、高学年の部では入馬尚輝くん(千葉市立幕張小6年)が、それぞれ優勝しました。

会場内では、詰め将棋クイズ、自由対局、プロ棋士・奨励会員による指導対局が行われ、ファミリー将棋コーナーも設けられ、1日中将棋を楽しむ親子や子供で会場はあふれていました。

またテーブルマーククイズラリーや試食会などが開催されました。

その後、ステージ上では第33回将棋日本シリーズ JTプロ公式戦の決勝戦、羽生善治JT杯覇者vs久保利明九段の対局が行われ、久保九段が激戦を109手で制し、初優勝を飾りました。

久保九段のコメント
「将棋日本シリーズ JTプロ公式戦で結果を残せ、ここまで頑張ってきてよかったと思いました。この結果を自信にしてこれからも頑張っていきたいです。ギネスに認定されたことに関して、これだけの広い場所を、将棋を指す子供たちで埋め尽くしたのはすごい景色でした。こういう機会を提供していただいていることに感謝したいです」
将棋日本シリーズ公式JTプロ公式戦/テーブルマークこども大会HP
http://www.jti.co.jp/knowledge/shogi/index.html


優勝者に贈られるJT杯


開会式の様子

 
写真左:谷川浩司専務理事による開会の挨拶
写真右:テーブルマーク(株)神取 浩・取締役常務執行役員 による挨拶

 
写真左:会場の様子
写真右:真剣な表情で対局中


谷川専務理事による詰将棋クイズ

 
写真左:清水市代女流六段による指導対局
写真右:渡辺弥生女流1級による指導対局

 
写真左:自由対局でもらえる「オリジナル消しゴム」
写真右:自由対局中の子供たち


詰将棋クイズの当選発表

 
写真左:低学年の部決勝戦
写真右:高学年の部決勝戦

 
写真左:テーブルマーク(株)神取常務からこどもテーブルマーク杯を受け取る低学年の部優勝新田康輔くん
写真右:高学年の部優勝入馬尚輝くん


左より高学年の部優勝・入馬くん、準優勝・福田晴紀くん、低学年の部優勝・新田くん 、準優勝・北村啓太郎くん

 
写真左:JTプロ公式戦 羽生善治JT杯覇者vs久保利明九段
写真右:感想戦の様子

 
写真左:JT小泉光臣代表取締役社長からJT杯を受け取る久保九段
写真右:久保JT杯覇者と握手する子供たち

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