第83期棋聖戦第1局レポート

羽生善治棋聖に弱冠23歳の中村太地六段が初挑戦する第83期棋聖戦五番勝負第1局が、6月6日(水)に兵庫県洲本市の「ホテルニューアワジ」で行なわれました。前日の5日の対局検分、前夜祭の様子と合わせて、写真をご覧ください。

対局検分に臨む対局者と関係者一同。

対局に使用する将棋盤はホテル所有の逸品で、第71期棋聖戦第1局の谷川棋聖(当時)と挑戦者の羽生四冠(当時)、立会の内藤九段の署名がある。

前夜祭では両対局に花束が渡された。

羽生棋聖が挨拶。

タイトル戦初挑戦とは思えない、堂々した挨拶の中村六段。

戦型予想をする正立会人の桐山九段、副立会人の畠山鎮七段と司会の室谷由紀女流初段。

対局室に先に入室して、気息を整える中村六段。初めて着る和服もよく似合っている。

初手を着手する羽生棋聖。淡路島での対局は8度目となる。

大盤解説会で解説する畠山鎮七段。聞き手は室谷女流初段。

大盤解説をする桐山九段。聞き手は、研究のため現地を訪れた香川女流1級が飛び入り参加で務めた。

小学生大会で優秀成績を収めた小学生を、指導対局する畠山鎮七段。

同じく室谷女流初段。

対局後の検討の様子。

優勢な将棋を逆転された中村六段には、悔しさが見て取れる。

ファンサービスのため解説会場で簡単に対局を振り返る。

緊張がほぐれてきた対局室。

この変化は勝ちでしたかと中村六段。

逆転勝ちにホッとした表情の羽生棋聖。

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