昨年の新春に初開催いたしました「上州将棋祭り」が本年も1月3日（火）・4日（水）に「YAMADA LABI1高崎4階LABI Gate」で開催されました。初代名人の大橋宗桂が将棋の家元として認められてから400年目を数える本年は「将棋名人400年祭 第2回上州将棋祭り」と称し開催いたしました。
「上州将棋祭り」1日目の「新春YAMADAこども将棋大会」では新年から子ども達が真剣な表情で対局する姿が見られ、保護者の方々もカメラを片手に観戦していました。
2日目の「上州将棋まつり2012」には総勢10名の棋士及び女流棋士が出演し、会場も多くのお客様で溢れ大盛況でした。
イベントの模様・結果は下記をご覧下さい。
【新春YAMADAこども将棋大会の模様】
「こども将棋大会」は三浦弘行八段を大会審判長に迎え(1)中学の部（2）小学生高学年の部（3）小学生低学年の部の3クラスに分け開催し、各クラスの優勝を競いました。
写真左：一宮忠男ヤマダ電機代表取締役社長のご挨拶
写真右：富岡賢治 高崎市長のご挨拶
写真左:大会審判長を務める三浦弘行八段の挨拶
写真右：子ども達に指導対局を行う三浦八段（手前）と西村一義九段（奥）
写真左：対局風景
写真右：長沢千和子女流四段とのジャンケン大会の模様
ジャンケンに勝ち残った子ども達には三浦九段直筆色紙等の賞品が贈られました。
写真左：小学生低学年の部入賞者（敬称略）
〈優勝〉速水秀馬（栃木・3年）
〈準優勝〉阿南智之（埼玉・3年）
〈第三位〉木村勇太（東京・2年）・宮武 知也（群馬・3年）
写真右：小学生高学年の部入賞者（敬称略）
〈優勝〉木村友亮（神奈川・5年）
〈準優勝〉天野倉優臣（茨城・5年）
〈第三位〉宮澤紗希（神奈川・4年） ・武井柊馬（群馬・6年）
写真：中学生の部
〈優勝〉塚田恵梨花（東京・1年）
〈準優勝〉樋園翼（神奈川・3年）
〈第三位〉山口翔悟（群馬・1年） ・正本義貴（埼玉・1年）
【上州将棋祭り2012の模様】
会場では席上対局やトークショー、指導対局の他に出演棋士出題の懸賞問題（次の一手、詰将棋）や自由対局コーナーを設け、1日を通して将棋を楽しんで頂きました。
開会式の模様
写真左：山田昇 ヤマダ電機代表取締役会長のご挨拶
写真右：池本武広 群馬県副知事のご挨拶
指し初め式対局の模様
日本将棋連盟の新年恒例行事である「指し初め式」を来賓6名と棋士6名で行います。本来は決着をつけないこの対局ですが今回は上田初美女王と矢内理絵子女流四段が指し継ぎ対局を行います。次のように指し継いでいきました。
（1）米長邦雄日本将棋連盟会長→（2）池本武広群馬県副知事→（3）西村一義九段→（4）松本泰夫高崎副市長→（5）藤井猛九段→（6）一宮忠男ヤマダ電機代表取締役社長→（7）三浦弘行八段→（8）北村幸雄上毛新聞社専務取締役→（9）三浦八段→（10）新井啓允群馬テレビ代表取締役社長→（11）長沢千和子女流四段→（12）井上侃日本将棋連盟群馬県支部連合会会長
写真左：指し継いだ上田初美女王ｖｓ矢内理絵子女流四段
写真右：大盤解説は藤井九段と長沢女流四段が行った。結果は上田女王が勝利した。
ミニ講演・トークショーの模様
席上では公開対局の他、米長会長のミニ講演や西村九段、藤井九段、上田女王、矢内女流四段、井上日本将棋連盟群馬県支部連合会会長のトークショーも開催されました。
写真左：ミニ講演の模様
写真右：トークショーの司会は矢内女流四段が務めました。
永世名人対局の模様
席上イベントの最後を飾るのは永世名人の資格を持つ森内俊之名人ｖｓ羽生善治二冠の対局です。また大盤解説には第51期名人の米長邦雄会長と上田初美女王が務めました。
写真左：大盤解説の模様
写真右：対局後の感想戦の模様。結果は森内名人が勝利しました。
その他、会場の模様
写真左：森内名人、羽生二冠とのチャリティー撮影会の様子
抽選20名の方から頂きました参加費は東日本大震災義援金として寄付をさせて頂きます。
写真右：上田女王と矢内女流四段との撮影会の様子
写真左：指導対局の模様
写真右：自由対局コーナーでは老若男女、分け隔てなく将棋を通し交流する姿がみられました。
写真：会場の模様
連日、会場には多くの方々が足を運んで下さいました。誠に有難うございました。
- 出演棋士
- 米長邦雄永世棋聖 森内俊之名人 羽生善治二冠 藤井猛九段 三浦弘行八段 西村一義九段 上田初美女王 関根紀代子女六段 長沢千和子女流四段 矢内理絵子女流四段
- 主催
- 公益社団法人日本将棋連盟
- 特別協賛
- 株式会社ヤマダ電機
- 運営
- 上州将棋祭り委員会
- 後援
- 群馬県 群馬県教育委員会 高崎市 高崎市教育委員会 上毛新聞社 群馬テレビ エフエム群馬
- 協力
- ＪＲ東日本高崎支社