2009年7月6日(月)、東京都文京区「フォーシーズンズホテル」にて執り行われました。
深浦康市現王位、中原誠永世王位等、故人の大山康晴初代王位を除く歴代王位10人が出席し、王位戦50年をお祝いしました。
≪式次第≫
・主催者あいさつ
2009年度新聞三社連合理事長社 西日本新聞社 川崎隆生社長 日本将棋連盟 米長邦雄会長
・来賓あいさつ
日本棋院 工藤紀夫元天元
・乾杯
北海道新聞社 菊池育夫社長
・歴代王位にインタビュー
歴代王位が次々に登壇、それぞれ王位戦を振り返りました。
「地元の神戸新聞が主催されていることもあり、子供の頃から馴染みの深い棋戦。王位戦の思い出については8月号の『将棋世界』に書いたので、ぜひ読んでいただきたい。」
「42歳で挑戦者となり、自分を励ます意味で頑張ったのを覚えていて、大変印象に残っている対局だった。」
「初挑戦が21歳、四段で新鮮なものだった。現在38歳、また挑戦出来るよう頑張りたい。」
・花束贈呈
石橋幸緒女流王位から歴代王位を代表して内藤國雄九段へ花束の贈呈
・会場スクリーンで王位戦の記録映像披露
第1期王位戦第1局(昭和35年、札幌・定山渓)の記念すべき映像等、半世紀分の王位戦の思い出の映像が流されました。
・祝辞
左写真:陣屋(神奈川県秦野市)紫藤邦子さん、右写真:作家 渡辺淳一さん
・第50期王位戦七番勝負決意表明
「皆さんに良い将棋を見せたい。」
木村一基八段
「紙面を見ている方々を興奮させられる将棋を指したい。」
・閉会あいさつ
中日新聞社 白井文吾会長
「歴代王位の顔を見て命がけで将棋を指していると感じた。新聞社も王位戦1世紀の祝賀会を開けるよう頑張りたい。」