羽生善治九段が会ってみたい人とは?棋士の別の顔を楽しめる「将棋年鑑棋士名鑑10年分」をご紹介【今月の新刊ちょい読み】

将棋年鑑の人気コーナー、「棋士名鑑」をなんと10年分集めた電子書籍「平成21~30年 将棋年鑑棋士名鑑10年分」が発売となりました。

全棋士のプロフィールとともに、毎回10~20個のユニークなアンケートに対するそれぞれの回答を掲載しています。対局時とは違う、プロ棋士の別の顔を楽しめる一冊。本書を読めば対局観戦も何倍も面白くなること間違いなしです。

ここでは前半部分の平成21年版~25年版の一部をご紹介しましょう。

平成21年版

質問「好きな映画は?」

「ショーシャンクの空に」(羽生善治)
「ショーシャンクの空に」(深浦康市)
「カサブランカ」(佐藤康光)
「戦場のメリークリスマス」(三浦弘行)
「フルメタル・ジャケット」(行方尚史)
「天空の城ラピュタ」(神谷広志)
「ピアノのやつ・・・題名が思い出せない」(山崎隆之)
「ドラえもん大長編」(宮田敦史)
「レザボア・ドッグス」(糸谷哲郎)
「千と千尋の神隠し」(豊島将之)

平成22年版

質問「すきなアーティストは?」

「エッシャー」(羽生善治)
「B・ワルター」(佐藤康光)
「さだまさし」(森内俊之)
「サザンオールスターズ」(木村一基)
「ZONE」(大平武洋)
「Pink Floyd」(西尾明)
「Within Templation」(佐藤天彦)
「久保利明二冠」(阪口悟)
「MOZART」(牧野光則)
「FIELD OF VIEW」(里見香奈)

平成23年版

質問「会ってみたい有名人は?」

「聖徳太子」(羽生善治)
「タイガーウッズ」(久保利明)
「AKB48の大島優子」(広瀬章人)
「イチロー選手」(谷川浩司)
「桜井和寿さん」(深浦康市)
「リオネル・メッシ」(北浜健介)
「タマ駅長」(糸谷哲郎)
「Avril Lavigne」(中村太地)
「伊能忠敬」(及川拓馬)
「トップを取った人」(永瀬拓矢)

平成24年版

質問「好きな将棋の指し手とその理由」

「穴熊を完成させる▲8八銀。安心するから」(渡辺明)
「美濃囲い→銀冠 わずか数手で立体的になるから」(羽生善治)
「▲5七玉、にしておきます(笑)」(佐藤康光)
「▲4一銀 後手の3二金に対する攻めできびしい」(加藤一二三)
「▲7七桂 振り飛車党は左桂が命なんで」(久保利明)
「▲5三桂不成 気持ちいいからです」(豊島将之)
「▲4五角 筋違い角」(武市三郎)
「△8八角成 いろいろなオープニングにつながるので」(糸谷哲郎)
「▲4五桂 この手が有効なときは気分爽快」(長岡裕也)
「初手7八飛、2手目3二飛」(門倉啓太)
「▲5三桂不成 気持ちが良いからです。笑みがこぼれそう」(斎藤慎太郎)

平成25年版

質問「得意ではないけど指してみたい戦法」

「筋違い角」(羽生善治)
「角交換振り飛車」(谷川浩司)
「石田流」(佐藤康光)
「横歩取りの後手」(久保利明)
「鬼殺し」(三浦弘行)
「ここには書けない」(神谷広志)
「居飛車穴熊」(小倉久史)
「得意じゃないかはわかりませんが笑、ゴキゲン中飛車」(佐藤天彦)
「下町流三間飛車」(中村太地)
「矢倉」(菅井竜也)

まとめ

いかがでしたか?意外な答え、ユニークな答えが多く、眺めているだけで面白く、時間が経つのを忘れてしまします。続きは「平成21~30年 将棋年鑑棋士名鑑10年分」でお楽しみください。


平成21~30年 将棋年鑑棋士名鑑10年分

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