学校教育レポート 2016-No.1

更新:2016年06月23日 13:40

オリンピック・パラリンピック教育の「日本の伝統的礼儀・作法やおもてなしの学習」として将棋の授業が渋谷区立千駄ヶ谷小学校で始まりました。1年生から3年生を対象に各3講座の持ち時間をいただき、本日(6/18)は初手となる1年生の授業、公開授業で行われました。1年生ということもあり、まずは駒の名前を覚えながら駒あそびを取り入れた授業を行いました。

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講師を務める田中寅彦九段「将棋を知っている人」に元気に手を上げる児童

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本日の授業では、千駄ヶ谷小学校卒業生で奨励会員の鈴木初段・鈴木2級がお手伝い
彼らは、文部科学大臣杯第6回小中学校団体戦小学校の部で優勝していいます。

○1年生:講習開始
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宝探し:王将・玉将と同じ駒を探してみよう

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写真左:探し方もいろいろ工夫をする児童
写真右:探した駒を立てながら並べる

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写真左:いろいろ考え個性豊かに並べる児童
写真右:片づけ

○最後に大切なかたづけ方
 駒がひとつでもなくなると将棋が指せない事を話し、物を大切にする事をお話しました。
 玉を探して、飛車を探して、駒箱にしまう。駒の名前を覚えながらの片づけ。
 最後に残った歩を3枚で組に。
 「いくつのチームができたかな?」と算数も取り入れて1回目の勉強を終えました。

日本の伝統文化「将棋」、遊びの中で駒の名前を覚え、駒の価値を知り、本将棋に進んでゆく。子どもたちの発想・発見・工夫を感じた授業でした。

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