島朗九段とプロラグビーコーチ・大西一平氏が対談

更新:2016年04月04日 15:30

島朗九段と日本初のプロラグビーコーチ・大西一平(おおにし かずひら)氏が「将棋とラグビー 考える力」というテーマで対談をしました。対談は、3月25日(金)に東京・港区「中野生活文化研究所」で開催されました。

島九段は、今のラグビー人気が上昇する以前からの熱烈なラグビーファンで、幾多の試合も観戦。以前に大西氏と座談会が別の企画で組まれたことから交流が生まれました。

一方の大西氏は、大阪工大高2年で花園優勝。高校を卒業後にニュージーランドに渡り、その後明治大学ラグビー部から神戸製鋼に入社。日本選手権では、7連覇を達成し、引退後に日本初のプロラグビーコーチとして歴任。ラグビー界を活性化に力を注いでいます。
今回も将棋とラグビーで相通ずる点について、島九段と大西氏それぞれの経験や勝負観、将棋の対局やラグビーの試合に臨む際の心構えや心理的な側面などが語り合われました。
特に、今回のテーマである「考える力」とは何か?また、その力を鍛えること、養うこととは具体的にどういうことなのか?島九段が将棋での視点から、そしてラグビーにおいて大西氏が自らの経験を踏まえ、選手たちにそれらをどう指導しているのかを資料を使いながら説明していきました。

さらに、普及の点においても、分野が異なりこそすれ、互いの共通点について話が弾み、約1時間30分が経過しました。

その後、参加者からの質疑応答にお二人が答え、最後は、参加者を含めた懇親会も催され、閉会しました。

座談会(島九段-大西氏) 座談会(島九段-大西氏)02

写真左:座談会の様子(左:大西氏、右:島九段)
写真右:資料をプロジェクタに写して説明する大西氏

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