日本将棋連盟

学校での将棋授業レポート

更新: 2016年1月26日 15:55

(1)品川区立城南小学校

東京都の「平成27年度 日本の伝統・文化の良さを発信する能力・態度の育成事業」として、1月14日(木)に品川区立城南小学校で将棋の授業を行いました。(市民科授業)対象は3年生全クラス50名、講師は、堀口弘治七段、補助講師として品川区在住の山本正樹指導棋士二段、本田昇棋道師範が務めました。

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写真左:「将棋は知っていますか?」の質問にほとんどの児童が手を上げてくれました
写真右:コミュニケーションを図るためにまずは、まわり将棋の説明をする堀口弘治七段

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写真左:山本正樹指導棋士二段
写真右:本田昇棋道師範

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20分の休み時間に世界の将棋を見学

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写真左:2時間目は日本の将棋を学ぶ。礼についてお話を聞き、将棋を通して日本の伝統文化を学びました
写真右:プロの将棋のマナーを説明

将棋の発祥はインドといわれています。そこから西欧に行きチェスになり、日本に来て将棋となりました。世界はつながっています。それぞれの国でそれぞれのルールで発展しました。授業の中で、他のボードゲームとの違いを児童に尋ね、「マス目が違う」「同じ色である」「駒が平らである」「取った駒が使える」など多くの発言をしてくれました。日本では、取った駒を仲間として戦います。駒の五角形の形も進む方向を表しています。また、終わった時の表現のお話しもあり、西欧ではあなたの勝ちですと表現しますが、日本では自分の負けを認める「負けました」と頭を下げます。世界の将棋との違いから、日本独自の文化となった将棋。その良さを知ってもらえた授業であったと思います。
日本将棋連盟では、オリンピック・パラリンピックに向けて「伝統・文化に関する体験活動、日本のよさの理解と発信する」総合学習への学校派遣を進めてまいります。
より多くの児童に将棋を通して日本の伝統・文化の心に触れる機会になってもらえればと思います。

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(2)大田区立池上第二小学校

1月19日(木)総合的な学習に「ドリームプロジェクト」夢や希望をもって将来の生き方を考えたり社会の現実を考えながら前向きに将来の職業や仕事について考えることを課題とした授業が大田区池上第二小学校で開催されました。対象は6年生。当日は様々な職業の方が見えてお話しをされていました。日本将棋連盟からは北島忠雄七段がお話しました。

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1学期からいろいろなことを考え準備をしていたとのこと。全て児童の手作りでした。

 

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写真左:講師を体育館にて紹介
写真右:個々に用意されたブースにてグループに分かれてお話しを聞きに回る

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パネルを使ってお話しを進めました。

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丁寧にゆっくりと分かりやすくお話しをする北島忠雄七段

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児童はマインドマップを利用してお話しを聞いていました。
将棋の考え方の枝葉のように広がっていっていました。
今回の授業の中で、ロケットを飛ばすのに、部品を作る、計算をするなどいろいろな部門があること。選手だけではなく、お金を持ってくる、栄養面を管理する、外国に行くチケットを用意するなど、それに関わる仕事は沢山あることを皆さんお話しされていた。
北島七段は、年齢制限ぎりぎりでプロになりました。将棋の勉強の時間を増やす為にアルバイトを減らし、テレビを見ないと決めました。将棋界の厳しさを伝え、児童には「努力を惜しんだり、挑戦する気持ちをなくさないで、みんなひとりひとり素晴らしい才能を持っているのでぜひ、自分の長所、強みを生かした仕事を見つけて欲しい。」と話していました。
最後に参加された方の代表として日本卓球協会の宮崎善仁様より「失敗を怖がらず、勇気を持って自分の目標に向かって進んでいってほしい」とお話しを頂き終了となりました。

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