「将棋日本シリーズ インターナショナルスクール国際文化交流授業」レポート

更新:2015年10月06日 12:30

将棋日本シリーズ JTプロ公式戦/テーブルマークこども大会、インターナショナルスクール国際文化交流授業が10月2日東京江東区のケイ・インターナショナルスクールにて開催されました。講師は西尾明六段、北尾まどか女流二段。特別ゲストとして、カロリーナステチェンスカ女流3級の3名。

○講習その1

カロリーナ女流3級の講話「将棋の魅力」についてポワーポイントを使って進められました。
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将棋を始めたきっかけは集英社発行の漫画「NARUTO-ナルト-」であり、そこに不思議なゲームが描かれていました。それが将棋だったとのこと。「NARUTO-ナルト-」は、多くの参加児童が知っていたました。
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写真左:将棋の駒の美しさを説明
写真右:将棋盤の「くちなし」「音受け」を説明

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写真左:刀を使って盤に線を引く太刀盛の映像。刀の説明では身振りを加えて説明
写真右:和服、将棋の対局について説明

チョイスされた映像は、参加児童と日本文化における興味の視点が同じなのでしょうか、 とてもテンポよく、参加者に興味を持たせていました。

○講習その2

将棋の歴史・世界に広がる将棋について西尾明六段と北尾まどか女流二段で、講義が進められました。「将棋はどこから来たか」の4択の質問に中国が大半を占めインドは一人もいませんでした。正解は「インド」にどよめきが起こったのが印象的。やはり日本文化=漢字文化なのだと思いました。
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休憩中も熱心に質問を受けていました。

○講習その3

将棋を通じたふれあい授業として、「将棋における礼儀作法」を紹介、プロの作法を西尾六段が説明しながら、北尾女流二段とカロリーナ女流3級が所作の見本を行いました。
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模範対局の様子 手つきの真似をする児童

講習(3) 実践
実際に駒とふれあい、自ら考えて動かす「飛・角・王」を使った鬼ごっこを体験

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写真左:ルールを説明
写真右:アドバイスをする西尾六段

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写真左:北尾女流二段
写真右:カロリーナ女流3級

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写真右:代表よりお礼の言葉

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みんなで記念撮影

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終了後もサインを頼まれていました。
生徒の皆さんは、表情豊かにのびのびとしていていました。言葉の壁がないことも大きいのかもしれません。
この体験を通して「ココロ」の成長の一助となってもらえることを願います。

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