日本将棋連盟

「第2回将棋電王戦」最終第5局、3勝1敗1持将棋でコンピュータの勝利!

更新: 2013年4月20日 22:00

第2回将棋電王戦(主催・株式会社ドワンゴ、公益社団法人日本将棋連盟)五番勝負の最終第5局は、本日4月20日(土)、東京・将棋会館「特別対局室」で行われ、三浦弘行八段(39歳)とコンピュータソフト「GPS将棋」(開発:金子知適〈ともゆき〉氏ほか/第22回世界コンピュータ将棋選手権1位)との一戦は、大熱戦の末、102手でGPS将棋の勝ちになりました。これで第2回将棋電王戦の対戦成績は3勝1敗1持将棋(引き分け)になり、コンピュータ側が勝利しました。

第2回電王戦第5局 第2回電王戦第5局
三浦弘行八段
第2回電王戦第5局「強いのは分かっていたんですけど、これほど強いとは・・・。今日は勝ちたかった。正直言ってどの手が悪かったのか分からない。申し訳ない気持ちでいっぱいです」
GPS将棋開発者の金子知適氏
「無事に終わってよかったです。670台を超えるパソコンを使用しましたが、見た範囲では、トラブルはありませんでした。この2カ月、眠れない日もありました」
立会人の滝澤武信・コンピュータ将棋協会会長
「本局は昨年、(故)米長邦雄永世棋聖が採用されたような玉の前を金、銀でスクラムを組み押し込んでいくような将棋で、三浦先生が押し切ると思っていましたので、この結果には驚きました」
立会人の田丸昇九段
「最近のプロの将棋は、似たような将棋が多い。勝又清和六段によれば、本局でGPS将棋は新手を指しました。将棋は無限の可能性があることを教わりました」
川上量生(のぶお)・株式会社ドワンゴ会長
「大変な話題になり、こうした棋戦を主催させていただき、非常に光栄で、恐縮しています。コンピュータの勝ち負けだけでなく、人間のドラマがありました」
谷川浩司・日本将棋連盟会長
「今回戦ったプロは、これからの棋士生活にプラスにつなげていってほしい。さまざまなドラマがあり、第3局で形勢が悪くなっても、現時点での最善手を指し続けていくコンピュータに、精神力の重要性を教えられました。また、第3回の開催はドワンゴさんと協議中ですが、前向きに考えていきたい」
第2回電王戦第5局 第2回電王戦第5局

終局後、東京・将棋会館特別対局室隣の大広間で記者会見が行われました。
今回対局した5人の棋士、コンピュータソフトの開発者5人も記者会見に出席して感想を述べ合いました。
解説の屋敷伸之九段と聞き手の矢内理絵子女流四段による大盤解説会は、東京都港区「ニコファーレ」で催されました。作家の海堂尊(かいどう・たける)氏、貴志祐介(きし・ゆうすけ)氏もゲスト出演しました。
対局・大盤解説などの模様は、株式会社ドワンゴと株式会社ニワンゴが運営する動画サイト「niconico」内のサービス「ニコニコ生放送」で生中継されました。
「第2回将棋電王戦」の公式ホームページはこちらです。

backtotop このページのTOPに戻る

cont_end

公益社団法人 日本将棋連盟
このサイトの掲載されている記事・イラスト・写真・商標等の無断転載を禁じます。
Copyright(c) 2000 Japan Shogi Association , All rights reserved.