日本将棋連盟

「ponanza」、現役プロ棋士に史上初めて勝つ!

更新: 2013年3月30日 22:22

 第2回将棋電王戦(主催・株式会社ドワンゴ、公益社団法人日本将棋連盟)五番勝負の第2局は、「米長邦雄永世棋聖を偲ぶ会」の執り行われた3月30日(土)、東京・将棋会館「特別対局室」で行われ、コンピュータソフト「ponanza」(開発: 山本一成〈いっせい〉氏/第22回世界コンピュータ将棋選手権4位)が佐藤慎一四段に141手で逆転勝ちしました。コンピュータソフトが現役プロ棋士に勝ったのは史上初めてです。これで対戦成績は1勝1敗になりました。第3局は4月6日(土)に船江恒平五段と「ツツカナ」が同所で対局します。

対局時の佐藤慎一四段

佐藤慎一四段
「自分の良かった局面で腰を落として、方針を一貫して指せれば良かった。優勢な局面から嫌な手、嫌な手と指されました。一局の将棋に負けて命を取られるというわけではありませんが、それと同じぐらい魂を込めて指すという姿勢でこれから将棋と向き合っていきたい」
「ponanza」開発者の山本一成氏
「えーと、えーと......勝てて非常に光栄です。何度もponanzaが読み筋を外されて最後の最後で逆転できました。思いのこもった人間はこんなにも強いのかと思いました。この一勝は、情報科学としては偉大な一歩だと思います」
立会人の勝又清和六段
「プロ棋士の立場でいえば悔しいです。弱い時代のコンピュータから見てきましたので、ここまで素晴らしい将棋を指せるようになったかと感慨があります。両対局者に敬意を持って接していただきたい」
船江恒平五段
「人間の良さも、コンピュータの良さもよく出ていた一局で、本当に感動しました。今日のような将棋を私も指して、感動を与えたいと思いました」
滝澤武信・コンピュータ将棋協会会長
「最後の最後で逆転しました。いろいろと研究して、コンピュータへの対策を示していただき、ありがたかったです」

ponanza開発者・山本一成氏

終局後の記者会見の模様

解説の野月浩貴七段と聞き手の山口恵梨子女流初段による大盤解説会は東京都港区「ニコファーレ」で催されました。
終局後、東京・将棋会館特別対局室隣の大広間で記者会見が行われました。
対局・大盤解説などの模様は、株式会社ドワンゴと株式会社ニワンゴが運営する動画サイト「niconico」内のサービス「ニコニコ生放送」で生中継されました。
「第2回将棋電王戦」の公式ホームページはこちらです。

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