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将棋について

4.決着のつけかた−王手と詰み

 将棋は、先手と後手が交互に指し、最終的に相手の玉将を取ったほうが勝ちとなります。ただ、実際に玉を取るまでは指しません。相手が何を指しても次に玉を取られる状態を「詰み」といいます。「詰み」になった時点で将棋は終わります。
※決着がつかず、引き分けになる「千日手」「持将棋」と呼ばれるものもありますが、初心者同士の対戦で現れる事はまずないので、ここでは省略いたします。
なお、次に玉を取ろうとする手の事を「王手」といいます。「詰み」は防ぎようのない「王手」とも言えます。

 下の図が「王手」です。王手をかけられたほうは、玉を逃げるなどの方法で王手を防がねばなりません。
 図のは玉を青色のいずれかに逃げるか、王手をかけている歩を取る事によって王手を防げます。
 また、も青色のところに逃げれば大丈夫です。赤色の部分に逃げるのは、金で取られますのでそこには逃げることはできません。また、金を取ると、歩で取り返されるので、これもだめです。
 のように飛(角や香の場合も)による王手は、青色の所に逃げる他に、○印のところに持ち駒を打つなどによって王手を防ぐことができます。このように王手を防ぐ駒を「合い駒(あいごま)」と言います。
 は桂による王手です。こちらも青色の所に逃げれば王手は防げます。桂の場合は、駒を飛び越える事ができるので、△印のところに合い駒をしても、王手を防いだことにはなりません。

王手

 下の図が「詰み」の例です。
は玉をどこに逃げても金に取られます。また、金を取るのも、「と」に取り返されるので、詰みです。
は桂による王手で詰んでいます。玉を動いても馬に取られてしまいます。
は銀による王手で詰んでいます。これも玉をどこに逃げても、銀を取っても、馬に取り返されます。
はちょっとわかりにくい「詰み」です。王手をかけた金を銀で取る事ができそうですが、取ると、龍で玉を取られます。そのため、銀で金を取る事ができません。また、玉を逃げるのは金に取られますし、玉で金を取るのは龍に取り返されます。したがいまして詰んでいます。

詰み

 プロやアマ有段者の対局では、片方が負けを悟った場合は詰む前に「投了(とうりょう)」をするのが普通です。「負けました」などと発声するか、頭を下げて駒台に手を置くことが、投了の意思表示となります。

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