日本将棋連盟新役員のお知らせ

更新:2017年02月06日 17:38

この度、日本将棋連盟は、2月6日(月)東京都渋谷区「将棋会館」と大阪府大阪市「関西将棋会館」にて、平成28年度臨時総会を開催いたしました。
総会では谷川浩司会長、島朗常務理事の辞任に伴い、佐藤康光九段(47)、井上慶太九段(53)の2名が新理事として選任されました。その後、理事会を開催し、会長には佐藤康光九段が新任となりました。役員の任期は2017年6月の通常総会までです。

平成28年度臨時総会

日程
2017年2月6日(月)午後2時開始
場所
東京・渋谷区千駄ヶ谷「将棋会館」
大阪・大阪市福島区「関西将棋会館」
議長
脇 謙二(八段)
副議長
森下 卓(九段)
出席者
186名 (委任状40通を含む)(2017年2月6日現在 正会員数235名)

佐藤康光会長ご挨拶

「皆様こんにちは。日頃より日本将棋連盟公式webサイトをご覧いただきありがとうございます。
本日(2/6)、臨時総会と理事会が開催され、会長に選任されました。理事自体も初めての経験となります。はなはだ未熟ではありますが、宜しくお願い致します。
昨年秋からの一連の問題では将棋ファンの皆様、主催社および関係各位、そして何より三浦弘行九段とご家族に大変ご迷惑、ご心配をお掛けいたしました。私は当時、棋士会会長を務めておりましたが、何一つお役に立てなかったことをお詫びいたします。
昨年末の第三者調査委員会の報告で三浦九段の疑惑が晴れ、2月13日が復帰戦となります。これから素晴らしい将棋、活躍を見せてくれるものと思います。今後三浦九段の名誉回復、並びに将棋界の信頼回復に努めてまいります。
今回を機に組織、対局規定など日本将棋連盟を改めて見つめ直し、時代に即して変えるべきところは変え、残すべきところは残す。時間の掛かることもあるかと思います。ただ、数百年の長い歴史、伝統があり、世界でも有数の知能ゲームである将棋の良さは不変です。1人でも多くの皆様に将棋を親しんでいただけますよう邁進していきたいと思います。
2月1日よりインターネットTV局「AbemaTV将棋チャンネル」が開局し、同日に行われましたA級順位戦8回戦一斉対局のライブ中継は非常に大きな反響がありました。また、3月には大人気将棋マンガ「3月のライオン」の映画が全国ロードショー。将棋を知らないファン層へのアピールにもありがたいことと思います。昨年史上最年少で棋士となった藤井聡太四段の対局も注目されるところです。
タイトル戦をはじめとする公式戦・女流棋戦、コンピューターとの対決、将棋コンテンツの充実、普及イベント等でのファンの皆様との交流など、より新しいアイデアを盛り込みながら棋士・女流棋士一同、全力で戦い、臨みます。これからも将棋界に変わらぬご声援をよろしくお願い致します。」

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