東京大学教養学部前期課程で初の「将棋授業」がスタート

更新:2013年07月23日 11:52

 このたび、日本将棋連盟、栄光ゼミナール、富士通株式会社の共同支援により、東京大学教養学部の2013年冬学期において、前期課程全学体験ゼミナール「将棋で磨く知性と感性」が開講されることになりました。
 本講座は堀口弘治七段(東京大学大学院総合文化研究科客員教授)・勝又清和六段(同客員教授)、矢内理絵子女流四段(同客員准教授)、金子知適准教授(同)が担当し、講義と実技指導の両面から将棋文化を学ぶことを主旨としています。詳細は下記をご覧下さい。

将棋授業概要
講座名
「将棋で磨く知性と感性」
実施
東京大学教養学部前期課程全学体験ゼミナール
対象
東京大学教養学部前期課程 (1,2年生)
定員
40名 (未経験者を優先)
実施主体
東京大学教養学部附属教養教育高度化機構社会連携部門
授業の担当
東京大学大学院総合文化研究科客員教授   堀口弘治七段、勝又清和六段
東京大学大学院総合文化研究科客員准教授 矢内理絵子女流四段
東京大学大学院総合文化研究科  金子知適(ともゆき)准教授
内容(予定)
 このセミナーでは講義と対局の両面から将棋文化を学ぶ。講義では、古今東西のボードゲームから俯瞰した将棋の歴史、対局の礼法、盤や駒などの用具における伝統工芸の美しさなど文化的な側面を広く扱う。対局では、まず、初心者にも分かりやすい、基本的な考え方をいくつか習得する。そして、今どの考え方を重視すべきかが局面によって変化することや、その変化を通じて相手の心理を感じ取るコミュニケーションを体験する。このように、将棋における知性と感性を基礎にした思考法や、物事に臨む一般的な心構えなどを広く身に付けることを目的とする。
支援内容
・栄光ゼミナールより運営費寄付
・富士通株式会社よりタブレット「ARROWS Tab Wi-Fi(FAR70B)」を20台寄付
・日本将棋連盟より将棋盤、駒、駒台を寄付(予定)
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