第73期名人戦第1局 前夜祭、1日目対局開始の模様

羽生善治名人に行方尚史八段が挑戦する「第73期名人戦七番勝負第1局」の前夜祭が、4月7日(月)東京都文京区「ホテル椿山荘東京」で執り行われました。
将棋ファンや関係者ら約400名が参加され、朝日新聞社と毎日新聞社の共催、大和証券グループの協賛で行われる名人戦を祝いました。

毎日新聞社朝比奈豊社長、朝日新聞社渡辺雅隆社長、日本将棋連盟谷川浩司会長による主催者挨拶で始まり、来賓の文部科学副大臣藤井基之様、協賛社の大和証券グループ本社執行役員金子好久様よりご挨拶をいただきました。


毎日新聞社朝比奈社長


朝日新聞社渡辺社長


日本将棋連盟谷川会長


文部科学副大臣 藤井基之 様


大和証券グループ本社執行役員 金子好久様

内藤國雄九段より乾杯挨拶


内藤國雄九段


羽生名人から2014年3月31日で現役を引退された内藤國雄九段へ花束贈呈

ご来場いただいた将棋ファンのお子様より両対局者に花束贈呈があり、続いて挑戦者の行方八段と羽生名人より決意表明がありました。


花束贈呈


挑戦者の行方八段「挑戦者になって3週間ほどたちましたが、非常に慌ただしい日々で、あっという間に今日という日を迎えたと思っています。相手が羽生さんということで厳しい戦いになることは承知していますが、やるからには全力を出し切って、皆さまにお楽しみいただいて、そして勝ちたいと思っていますので、声援よろしくお願いいたします。」


羽生名人「すっかり第1局での椿山荘での対局は定着している感がありますし、ちょうど桜の花が咲いて、一年の新しい年度の始まりということで、名人戦が始まる素晴らしい時期だなと思っています。この舞台に出ることは棋士として名誉、誇りであると思っていますし、またそうした場所で対局するということで、その舞台にふさわしい内容の将棋を指さなくてはいけないと思っております。」

その後、第1局の立会人・塚田泰明九段、副立会人の広瀬章人八段、田村康介七段、大盤解説の石田直裕四段、聞き手の藤田綾女流初段が紹介され、今期名人戦の見どころを話しました。


左から藤田女流初段、石田四段、田村七段、広瀬八段、塚田九段

4月8日(水)、椿山荘「音羽」にて第73期名人戦第1局は大和証券グループ本社日比野隆司執行役社長の振り駒により、と金が4枚で行方尚史八段の先手で対局が開始されました。

 

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