羽生善治王座に豊島将之七段が挑戦する、第62期王座戦の第１局が９月４日（木）に大阪市北区の「ウェスティンホテル大阪」で行われました。対局は羽生王座が難解な将棋を制し、先勝しました。
本局の立会いは、福崎文吾九段、大盤解説会の解説は久保利明九段、聞き手は室田伊緒女流初段、記録係は石川優太三段がつとめました。
大盤解説会には、大阪府内外から、約300人の来場者があり、熱心に解説に耳を傾けていました。以下に写真を掲載しますので、ご覧ください。
初手を指す羽生王座。盤側は左から日本経済新聞平田保雄会長、福崎九段、観戦記者の若島正京都大学大学院文学研究科教授、記録係の石川優太三段
控え室の様子。大石六段、千田四段、香川女流王将、室田女流初段らが午前中にもかかわらず熱心に検討している
大盤解説会スタート。解説は久保九段、聞き手は室田女流初段
立会いの福崎九段と香川女流王将も大盤解説会に登場。
漫才のようなやり取りに会場は沸いた
宮本四段と大石六段（背中）
関西将棋会館での対局を終えた谷川会長、井上九段もサプライズで登場
対局終了後、両対局者が解説会場で感想戦
まるで対局中のような感想戦の様子。両者が無言で読みふける
感想戦でも羽生王座の眼光はするどい